2019年3月5日 火曜日 (晴)室温15°湿度70%



久しぶりに映画館へ足を運び「グリーンブック」を観てきた。
あんまり話題になってない気がするけども
本年度のアカデミー賞で作品賞を含む三部門を受賞しており結構期待の作品。
ではさくっとストーリー
時代は1960年代、ニューヨークのナイトクラブ「コパカバーナ」で用心棒をしていたトニー・リップは店の改装のため休職を余儀なくされる。
そこへプロピアニストのツアー運転手の仕事が舞い込み報酬も悪くなく受ける事にしたのだが
問題はピアニスト、ドクター・シャーリーが黒人だと言う事だった。
まだまだ差別の色濃く残る時代、しかも南部へのコンサートツアーは困難が予想され
二人は当時発行されていた黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を片手にツアーに出発するのだが....
実話を元にした物語りで重い黒人差別問題をテーマにしつつも
意外にも随所に笑いのあるコメディータッチの作品に仕上げてある。
何でこんなに面白いんだろうと調べてみると監督は「メリーに首ったけ」や「ジムキャリーはMr.ダマー」を手掛けたコメディ畑の人で納得。
孤独でインテリな天才と家族を愛して止まないガサツな無法者、
全く対照的なコンビが反発しあいながらも次第に互いを尊重し変わって行く様は
お約束とはいえやっぱり心惹かれるし
何より人の情愛の深さ、可能性に心打たれる

山で孤独な天才に出会ったら親切にしようと誓った作品か





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