|
|
| 2020年1月22日 水曜日 (雨)室温13°湿度70% 走る系の小説、朝倉宏景著「風が吹いたり、花が散ったり」 障害者マラソンを題材にした珍しい作品で、ではさくっとストーリー。 19歳のフリーター亮磨は駅で転び困っていた視覚障害の女性、さちを助ける。 すると突然マラソンの伴走者をしてくれないかと頼まれ その懸命さと罪悪感から思わず引き受けてしまう。 そう実はさちにぶつかってしまったのは自分で しかし名乗り出ることが出来ず知らないふりをして助けたのだった。 果たして信頼関係が全ての伴走者として亮磨はさちの隣を走り続けることが出来るのだろうか....。 今どきの若者を取り巻く格差社会やアスペルガー症候群などまさに今を切り取った小説で ちょっとキャラクターがステレオタイプで青春過ぎる気もするがこれが現代って感じなのかな。 視覚障害の方がマラソンをする場合、伴走者が付くことは知ってたが それでも見えてたって色々とトラブルがあるのに とてつもない挑戦だなと率直に感動。 今年あるパラリンピックにも興味が出てきた。 困難な事ほど達成感は大きいわけで、よし明日から心を入れ替えて走ります(あ、雨か) |
---|