2020年12月8日 火曜日(晴)室温14°湿度59%



山系の小説、笹本稜平著「山岳調査」

長野県の山岳救助隊を題材にした作品で、ではサクッとストーリー
長野県警山岳救助隊に所属する桑崎祐二は同僚と山を散策中
カクネ里と呼ばれる谷あいで女性の遺体を発見する。
女性の首には索条痕があり絞殺された可能性が高く事件性が疑われたものの
その後起きた雪崩により遺体は雪に埋まってしまう。
桑崎は前日、同じ場所で見かけた三人組のパーティーが気になっていたが
そこへ似たような三人組からの救助の依頼が舞い込むのだった...
山岳ミステリーって事で山での描写と謎解きの二本立てになっており
山岳シーンについてはさすがって感じで違和感なく読めるものの
謎の方は深過ぎて最後の解明部分が長く説明的でもう少しシンプルで良かったかも。
全体的に良い人が多く悪者が少ないのも警察物としては物足りなく
個人的な好みではドンパチが見たかったかなぁ。
過激さを求めるって精神的にまいってるんでしょうか

本ならいいか、ちょっと図書館でドンパチ探して来ます


←back       next→

index



home