2019年10月2日  水曜日 (曇)室温28°湿度63%



走る系の本、松久淳著「走る奴なんて馬鹿だと思ってた」

45歳を機に様々な体調不良に見舞われた著者が体質改善のためジョギングを始め
あれよあれよとマラソンにはまって行く様をまとめたエッセイ本。
どっかで聞いた事のある題名だなと思ったら雑誌Tarzanで連載されてたエッセイらしく
確かに何度か読んだ記憶がある。
本業が作家さんだけあって文章は面白く全然ハウツー的な部分はないが
あらためて走る理由は人それぞれなんだなぁと納得する内容。
この方はとにかくGPSアブリで地図上に線を引くのが楽しくてしかたないみたいで
僕が山で新しいルートを探し線を引くのに似てるかもしれない。
マラソンも記録よりもどちらかと言えば景色重視なところが新鮮で
僕なんて景色なんてほとんど記憶にないぐらいで同じ舞台に立っていても
文字どおり見える景色が違うんだなぁ。

でもどっか痛くても希望的観測で走ってしまう心境には同感、素人には休む事が一番難しかったりするし


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